ご無沙汰しています

「スキーのページ、更新してないね〜」と何人もの人に言われました。

皆さん、お元気でしたか?九月に入っても暑いですね。今年の夏は、白馬でも初めて経験した暑さでした。

暑くても草花や虫は、確実に秋に向かっています。三か月もしない内に、雪の便りが聞かれるでしょう。

さあ!スキーです。

スキーの構えをしてみましょう。良い構えは多分あると思うのですが、人それぞれだと思います。

「構えはあるけれど、身構えちゃいけない」といった感じで行うのがいいと思います。

私の一番嫌いなのは、手を広げて肩をいからせた構えです。肩の力を抜いた状態でないと、身体ぜんたいを使うことが出来ませんし、自然な動きも不可能だからです。

何か始めようとする時、私たちは身体全体を曲げ(縮ませ)ます。この「まげる」ときの私の感覚です。

では、動いてみましょう、わずかな動きが良いと思います。

どっしりと固定された感じではなく、フワッとした感じで構えるのが大事だと思います。動きの中心は、柔らかにした腰にあるのではないでしょうか。私のスキーはこの構えから始まります。

それからいつも書いていることですが、体の使い方の「主役」は外向傾と外脚にお願いしています。私の内脚は名脇役として活躍しています。

さらに高等な技を身に付けるには、「自然な動き」を追究して下さい。

ああしよう、こうしようとして動くのではなく、熱いものに触れた時「アチッ!」と耳に手を持っていく動きのように、思ったと同時に動かせれば、それが自然な動きなのです。

私も「自然な動き」については練習している最中なので多くは語れませんが、自然な方法は体がすでに知っているようです。

それに早く気がつくと良いのですが、まだまだです。(2010年9月8日 サダハル)