自然に自由に・・・初、中級者のスキー

皆さんはスキーを教わるときに、技術のことや言葉の意味は解らなくてもいいのです。教える方は知っていることを全て教えようとしますが軽く聞き流しましょう。

スキーは山の上から下へ、滑り降りることが出来るようになることだけに価値があるのです。初めて自転車に乗るとか初めて泳ぎを覚えるのと同じで、滑るという運動は未知との遭遇なのだと思います。そして、その滑るスキーの上で体を動かすことが大事なのですから、慣れるまでには少しだけ時間がかかります。

何といっても最大の敵は恐怖心でしょう。殆どの人は一時間ぐらいで少し和らぐようですが、早くリラックスできるように努力して下さい。そのためには、教える人が手を前に出せ、手を広げろと言っても「できなーい」でOK。腰を引くな、落とすなと言っても「だめー」でOKです。手は体につけていた方が安心ですし、腰はそのうち疲れない位置に収まります。それより滑るという感覚を味わい楽しむようにしてください。でも、止まり方は教わったほうが良いかもしれませんね。

どこにも初心者コースがあるので、一時間から一時間半したらコースを滑り降りましょう。回転するときは「右に行け」「左に行け」と、念じるといいようです。それだけで体のバランスが崩れて回転が始まるようです。ダメだったら仕方がないので、教わりましょう。それに、転んだらできるだけ起こしてもらいましょう。自分で起きると体力を消耗します。このように皆さんは、教えてくれる人にもっと勉強させるつもりで教わると良いでしょう。

言われたことを何の疑いもなく受け入れてしまうのではなく、自分で考え、自分で判断して行動を起こしてもいいと思います。私は「こうしたほうがいいのではないか」と、いう事を探し出すことが上達の早道だと思っています。しかし、生意気な奴だと思われてしまうかもしれませんが・・。   ・・さらに続く・・ (2007年1月22日 サダハル)