お久しぶりです

スキーのページの更新は久しぶりですが、今でも発見があり頭の中や、冬の滑りの中でいろいろ試しています。70歳を超えましたが、まだまだスキーは楽しめそうです。

整地されたゲレンデを「これでもか」と、力を入れて滑っているスキーヤーのなんて多いことか。
何十年も見てきた光景ですが、異様です。

その殆どの方が「脚部だけでスキーをする」と思っているのか、上半身を動かさない様に固め、脚部だけでスキーを操作しています。
資格試験制度も原因の一つだと思います。だから一般のスキーヤーも、資格を取るために皆同じ滑りをするようになってしまったのです.
また、その滑り以外を否定する空気が、基礎スキー界にあるから尚更です。

どうか皆さん、「全身でスキーをする」ということを考えて、色々試して下さい。
現実に使える技術が、数多くあることに気づくはずです。
そのためには肩の力を抜いて、上半身を楽にしないと全身を使うことは出来ません。
私は、動きの中心は腰にあると思っています。
これは、腰から動き出すという事だけではなく、例えば、上半身も下半身も腰に向かって縮む、という動きもあります。

いつも力を抜けと言っていますが、私は脚部には力が入っています。
力というか、歩くように「交互に張りを持たせる」、という感じです。
して私の根底を流れているものは、身体を局所的に使うのではなく、常に全体を同時に使うということです。

最初は、動かない部位がない様に頑張って下さい。動かないところには、力が溜まりやすいので疲れます。動いていれば、怪我も少ないと思います。

上半身に力が入っているスキーヤーは、上半身が固定されるので、膝でスキーを操作する事が多くなります。膝は体でいちばん動かしやすく大きな関節ですが、動かし方を間違えると、簡単に痛めやすいので気を付けたいですね。

怪我をしない滑りはスキースクールの指導者次第だと思います。自分で学びその中で思いついた動きや滑りを、自分のものにしてから指導して欲しいものです。

八方にもそんな指導者が何人かいます。これからも頑張って下さい。多くのスキーヤーが本質を知り、理にかなった動きができるよう願っています。

(2022年9月23日 貞治)