想像すると楽しい

最初に、前回の個性がない滑りについて、もう少し触れてみたいと思います

私は「資格試験制度」の弊害が大きいと思います。
「点の出る滑り」というのがあり、皆がその滑りをしようとするので、同じ形のスキーヤーが多くなるのだと思います。

これは、(技術選を含む)スキーの検定斜面を変えれば解決すると思います。
総合滑降と小回りを、急斜面の「不整地斜面」を使います。(例えば黒菱や兎平のリフト沿い)
急斜面不整地だと、こうしなさいという滑りができにくい、とっさの判断が要求されます。
ですから、滑り手の個性が出るように思います.。

この二種目だけで良いと思うのですが、「整地の大回り」を追加しても面白いと思います。できれば、(タテッコかセントラル位の斜面)で行うことを願います。

そうすれば、我流というか自分の滑りをする以外になくなると思います。また、スキー検定の受験者(特にテク・クラ)が、競技用の長い板を履き、技術の伴わないスピードで滑ることも、無くなるでしょう。

スポーツとしてのスキーは、「さまざまな斜面や雪質」を楽しむために、技術が構築されたはずです。

ところが、「整備されたフラットな斜面」というシチュエーションで、スピードを追求することが、スキーの楽しさだと思っている様に思います。

スキーというスポーツは、最終的にはありとあらゆるゲレンデの形と雪質をいかにバランスよく滑るか、ということが大事なのだと思う。

自然の変化をより正確に知り感じとり、様々な斜面を征服し、スキー板の上で、十分に身体を動かし、スキーをコントロールすることを忘れないで欲しい。

スキーとは変化のスポーツです。(2020年5月28日 サダハル)