反動

反動を利用しないスキー術を学びましょう。

この滑りは、スピードとターンのコントロールがし易いので是非会得して下さい。滑らかなターンが出来るので、競技スキーには向いています。

特に大きなターンやスピードのあるターンでは、反動を使いません。

反動というのは、次のターンに入ろうとする時、前ターンの回転後半に脚部等に蓄えられた反力のことです。簡単に言うと、スキーを踏んだその反力で次のターンのキッカケを作らないということです。

よく「スキーをたわませる」と言いますが、これはスキーをたわませてその反動を利用すると言うことではありません。たわませることが出来る、その位置にいることが大事だということです。

 

練習は「踏みかえてターンをする」ことから始めましょう。気を向けるところは、外足の内くるぶしから内膝へ、そこから股関節(お尻)までです。

慣れるまでは、エッヂングを大腿部で行う様にします。そしてエッヂに乗るのはお尻という感じで、これを左右交互に行いターンをします。イメージは谷回りから谷回りです。結果的に山回りが入っても、谷回りの要領のままターンを続けます。どうしても回転後半に、膝を曲げ膝で角付けを強めたくなる方が多いようです。これを止め、「脚は伸ばし」で頑張ってください。

ターンの最初に負荷をかけ、後は維持すると云う体の使い方です。外足は「伸ばし」で雪面を捉えていますが、感覚は「曲げ」なのです。この事により、外傾姿勢と股関節の折れの状態が出来ます。この滑り、2017年には古い滑りと言われ皮肉られましたが負けませんでした。

この時に緊張させるところは、回転外側の太腿とお尻です。反対側は逆に緩んでいます。

 

外足の曲げによる山回りという動作は、角付けを膝で行うようになると思います。腰が緩み外スキーの真上に乗ってくるので、大回転のターン中には不向きです。膝が自在に動くという利点がある代わりに、膝を痛める原因になるので気をつけて下さい。

 

練習は雪の無いところでも行えます。一枚の骨盤を左右別々に動かす練習をして下さい。

片足立ちになり安定させ、もう片方の足を動かし左右の筋肉を片方ずつ意識して鍛えます。普段から左右のお尻まわりの筋肉を、片方ずつ鍛えることが大事です。

そうすれば、骨盤が谷側に逃げることがなくなり、スキーにエネルギーが強く伝わります。これ「ヒップロックトレーニング」と言います。調べて練習して下さい。(2019年4月16日 サダハル)