オーストリアスキー


名木山でIVSIの大会が開催中です。私は兎平でオーストリアチームのフリーの滑りを見ました。

オーストリアのデモンストレーターたちの極限に近いスピードのショートターンを見て感動を覚えました。スキー板をコントロールすることが技術の根底にあるからなのだと思います。スピードの速さとスキー板のコントロール能力の高さを、日本のスキーヤーは見習うべきだと思いました。

昔から言われている、「ショートターンの原則はスキー板がコントロールされたなかでしか存在しない」ということを改めて知らされました。オーストリアの技術が「スキー板をコントロールして止めるというところからスタートしている」ということが良く解りました。

彼らは「早く滑るためには、いかにしてスキー板を止めないですべるか」ということを、技術の根底においているのです。

急斜面で「スキーを回して止める」これが出来ないと、スピードに乗った小回りはできません。

技術選の演技者や上級者には是非学んでほしいことです。

オーストリアチームに八方尾根スキースクールの先生方に「指導法を教えてくれないかな」と思って、名木山で見学していました。

上達したければ、オーストリアまで行かないと駄目かもしれませんね。

それと、一級以上の検定の仕方にも問題があります。今回は書きませんが、このままだと絶対に上手くなりません。

指導員のなかでも気が付いた方がいるようですが、組織・集団の中ではその流れに適応してしまうので、どれが本来の自己か解らなくなってしまう可能性があります。

社会を生きるためには、周囲に適応した自己を作り生きていくことになるので、仕方ないのかもしれませんが残念です。

そして思い出したことは、八方のスキースクールにはブンデスハイムで学び、オ-ストリア国家検定教師の資格を持つ教師が二人もいたという事です。

今、八方に彼らがいないことは大変残念でなりません。 (2017年3月23日 サダハル)