リラックス

ストックを突いたら、その後は手を下げてみませんか。

手を広げたままだと、肩に力が入りやすく上半身が固くなり動きが鈍くなります。肘も広がるために、股関節がスキーをする状態から遠ざかり良くありません。

肘の位置や肘の動きと、腰の位置、股関節の動きが深く関連しているからです。

この様に手を広げていると、手でしかバランスをとることが出来なくなります。体幹部・身体がバランスを取れるようにならないと、良いスキーヤーとはいえません。(これは、私が思っているだけ?)

上半身の力が抜け柔らかく使えないと、私がやっている身体の使い方が理解できないと思います。例えば、今シーズンから行っている骨盤と肩甲骨の動きが、膝下の動きをどう左右するか?というようなことです。

FISSLに出場した選手とお話をする機会に恵まれました。彼女の考えや、身体の内部の動きにまで触れることができました。ご自分の体を知り、スキーにエネルギーが効率よく伝わるにはどうしたら良いのかを考えて、トレーニングをされている事が良く分かりました。ありがとうございました。

八方で行われたFISのスラロームを見てきました。手を広げ上げて滑っている選手はいませんでした。だから安定しているのだと思います。もちろん、フリー滑走でも同じでした。

デモンストレーターを含む基礎スキーの選手も滑っていましたが、手を広げ固定して滑っていました。「固定と安定」の違いを見るのには、最高の日でした。

指先が身体の動きを導いてくれるのに、手が足の動きを導いてくれるのに、固定していたのでは何にもなりません。

それに加えて、自由に動けるという事は、同じ動きを毎回するという事ではなく、毎日、毎回違う動きをするという事だと思います。(2015年3月4日 サダハル)