横滑り(山膝)

横滑り時の山スキーの様子を、ターン導入時に使います。

山側の半身が、横滑りの状態になっていれば、ターンはすごく楽です。特に、山足の膝の向きとそれに伴う大腿部の向きが重要になります。

横滑りでは、山スキーで雪を押しのけていく事ができないと本当の横滑りとは言えません。山側の膝頭から股関節に至るラインが、谷スキーの先端方向を向いている様にします。山スキーの膝頭が山スキーの先端方向を向いていたのでは、本当の横滑りは出来ません。

次のターンに入るときは、この横滑時の谷側に向いている膝の位置でスキーを踏み、谷側のスキーを軽くすれば回転します。

多用するのは、スキーを回したい小回りや中周りです。もちろん大回りでも使います。この身体の使い方、学んで下さい。

横滑りって難しいのです。

さあ、本物の横滑りをマスターしましょう。

今シーズンは横滑りをやっている方を多く見かけますが、本当の横滑りをやっている方はほとんどいません。今の人たちは動作、考え方、見かたが単純なのだと思います。身体の動かし方が単純で、複雑な動きへの対応が下手なのではないでしょうか。だから、「スキーがずれていればOK」という事になってしまうのでしょう。

過去に内足(山足)の使い方が、おかしな方向に行ってしまったのも分かります。本当は内足の使い方が大事なのに、いまだに遠回りをしています。山側のスキーも使えるようになり、本物の横滑りが出来るようになると「極楽」です。

「ごくらくとは、極めて楽だ」という事です。 (2015年2月18日 サダハル)