横滑り

何十年ぶりにスキーの本を買いました。ブログを拝見していて「この人の書いた本なら」と期待して、それは期待以上の本でした。

佐藤智子著「Let’s Ski スキーのいろは」です。私の拙い文章より、彼女の細かく噛み砕いた説明は、消化しやすく身になります。

スキーをするのに大事な基礎的な部分の説明は「なるほど」とうなずけます。

今年から1級の種目に横滑りがあるからでしょう。練習をしている方を多くみかけます。しかし、外向は胸だけで腰と膝は正対しています。だから、スキーはフラフラして雪を押して行くことができていません。ところが、「スキーが横ずれしていればOKなのだ!」と言っているのが聞こえて、どうも納得がいきません。

横滑りは、両スキーの山側のエッジに乗って滑る姿勢を学び、角付けの強弱やスピードコントロールなどのスキー操作を向上させるのに最適なのです。

スキー板をコントロールすることが技術の根底になければ、いくら上達しスピードを出せるようになっても暴走と言われるようなターンしかできないと思います。

スキーで行われるターンは、すべてスキー板がコントロールされたなかで行われるべきです。そして技術は、スキー板をコントロールして止めるということが大事だと思います。止めることができるから、いくらでもスピードを出せるのです。

出来るようになれば、斜面の変わり目でいちいち停止しなくても、長いコースを一気に滑り降りることが出来るでしょう。また、整備された真っ平の斜面でしかスキーの楽しみを見出せなかった人々も、様々な斜面を克服する楽しみを味わえると思います。
                                      (2014年1月13日 サダハル)